私達の目的

ごあいさつ 

代表世話人:大崎 昭彦

(埼玉医科大学国際医療センター乳腺腫瘍科)

乳がん検診は、死亡率の減少を目的に、多くの検証結果に基づき,厚生労働省の通達のもと行われていますが,その方法は各自治体に任されているため全国でばらつきが大きいのが現状です.埼玉県の各自治体も同様で,しばしば乳腺専門医の関わりが希薄となり,専門的立場からの適切な問題解決に向けた動きがみられておりませんでした.そこで、埼玉県内の乳腺専門医を中心として,埼玉の乳がん検診に関わる様々な問題点を話し合い,情報を共有し,よりよい方向性を考えることを目的として,故矢形 寛医師が埼玉乳がん検診検討会を立ち上げられました.埼玉県内で活躍する多くの乳腺専門医,放射線科医,放射線技師,行政,そして患者さんに賛同を得て,2017年より活動を開始しております. この度、矢形先生の意志を受け継ぎ本検討会の代表世話人を務めさせていただくこととなりました。活動の内容は本ホームページを見ていただければ詳しく閲覧できますが、その中には高濃度乳房の告知に関する議論も含まれています.一部の自治体では高濃度乳房の告知がすでに始まり,精査施設に影響を与えているため,適切な告知の体制を整えていくことが重要と考えています.高濃度乳房の告知には、濃度判定の不確かさ,超音波検査の受け皿や質の問題もありどのように進めていくかが大きな課題です。その一歩として受診者の皆さんの理解を進めるため説明書やホームページ上にQ&Aを作成しております。また、乳房の濃度判定アトラスも完成いたしました.今後もより良い乳がん検診のあり方を考えながら活動を続けて参りたいと考えております。

活動内容

・検討会(参加メンバーの多くに集まっての会議)

・ワーキンググループでの小人数での検討会

・講師をお呼びしての研究会

代表世話人と庶務担当世話人、事務局

世話人

名前

所属

大崎昭彦

代表世話人

埼玉医大国際医療センター

乳腺腫瘍科

二宮 淳

庶務担当

世話人

二宮病院  

副院長

甲斐敏弘

庶務担当

世話人

新都心レディースクリニック 院長

田中 宏

庶務担当
世話人

埼玉県立

小児医療センター

事務局 (問い合せ先)

新都心レディースクリニック 

     甲斐敏弘  TEL:048-600-1722